富山駅構内での和紙作品の展示について
2020/05/07
ご利用されるお客様や県民の皆様に日頃からの感謝の気持ちをお伝えするとともに、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて尽力されている医療関係者の皆様への応援の気持ちと県民の皆様に少しでも元気になっていただきたいという思いを込めて、幸せを運ぶさわやかな風として古くから県民に親しまれている「あいの風」をイメージした和紙作品を富山駅構内に展示いたします。
<和紙作品の概要>
1 展示期間
2020年5月8日(金)から約1か月間
2 展示作品
■作品テーマ 「あいの風」
■作品①:「羽衣紙(はごろもし)」… 天井から吊るした多くの和紙(※)にてあいの風を表現
【コンセプト】人や事が動く時には、小さな風が生じます。その風は時に大きな力を生むこともあります。どんな物事も最初は小さなものでも、風に乗り広がります。その風を感じる空間を表現しています。
■作品②:「希望の木」… 流木と草花で創る架空の植物に極めて薄い和紙(※)を装飾したオブジェ
【コンセプト】大地のエネルギーや人の夢や希望も、タンポポの綿毛の様に風に乗り世界に広がる様子を表現しています。
※ 当社イメージカラーの青と緑
3 制作者
川原 隆邦(かわはら たかくに) 氏
和紙職人。富山県立山町にて、材料の栽培、原料処理、紙漉きに到るまでのすべてを一貫した制作を行っている。
《近年の受賞歴・活動》
・2016年 日本青年会議所 人間力大賞 内閣総理大臣奨励賞・経済産業大臣奨励賞
・2017年 U-50国際北陸工芸アワード最優秀賞
・2018年 パリ装飾芸術美術館 美術展「ジャポニズムの150年」にて月をテーマにした作品「Parabola of Space」を展示。
※ 作品②「希望の木」は、廣瀬亜紀氏(花屋店主)との共同作品
<展示写真>