輪軸の緊急点検に関する途中経過について
2024/09/19
北陸信越運輸局からの指示を受けて実施している、当社が保有する車両の輪軸に対する緊急点検について、以下のとおり途中経過をお知らせします。
1. 点検の進捗状況
当社が保有する車両について、整備記録を保有しているものついては当社で確認しており、整備記録を保有していない車両については、整備委託先であるJR西日本に確認を依頼しております。
また、当社で新製した車両については、当社に整備記録がないことから、現在、車両メーカーに調査依頼をしております。
(1) 車輪について
1 西日本旅客鉄道株式会社から譲渡された521系16編成については、正しい値であることが確認できました。
2 413系2編成については、現在、調査中です。
3 当社で新製した521系6編成については、現在、車両メーカーにおいて確認作業を進めており、そのうち4編成の車両の車輪については、正しい値であることの報告を受けました。
(2) 歯車について
現在、調査中です。
(3) ブレーキディスクについて
1 JR西日本が整備記録を確認していたところ、9月18日(水)に、413系電車(通称:とやま絵巻)のブレーキディスクのうちの1軸において、圧入力波形に確認が必要な状態のものが認められたため、念のため使用を停止することとしました。本日、確認により、圧入力波形に異常がないことを確認しています。
2 その他の車両については、現在も調査を進めております。
3 なお、本日(9月19日(木))のダイヤにおいて使用を停止した車両に代わって、521系2両編成を使用し運行を行ったところ、一部の駅でご乗車できなかったお客様が発生しましたことについて、お詫び申し上げます。なお、当該車両については、9月20日(金)から通常通り使用を再開することといたします。
2. 今後の対応について
・北陸信越運輸局からの指示に基づいて、引き続き確認作業を進めてまいります。なお、目安値に近いものが確認された場合は、安全性に問題がないか厳格かつ総合的に判断してまいります。
・目安値を超過した場合や波形に異常が見られる場合は、速やかに車両の使用を停止します。